2022年 9月 16日
寛ぎ｜ほっと一息つきたい時に
ブレンド
子育てに仕事に、ついつい頑張りすぎてしまうあなたに、たまにはゆっくりと一人落ち着ける時間を。今回は、グアテマラを主体にしたデカフェ(カフェインレス)の豆を中深煎りにブレンド。ブラックチョコレートの柔らかい甘味と、ほんのりフローラルなアロマが頑張った身体を優しく包み込んでくれるコーヒーにしました。※デカフェのコーヒーは、お湯の温度を80~83度くらいで少し低めの温度で淹れることで、苦味が和らいでまろやかな味わいになります。
小説のあらすじ
忙しない日々の中、あまり余裕もなく生きている僕。自他共に認める珈琲好きだけれど、ここ最近は忙しさにかまけて淹れる時間を失い家のキッチンに溜まっていっている珈琲豆たちに罪悪感を抱いている。昨晩いったい何時に寝たのかもわからないまま、開けっぱなしだった窓から吹く風で目覚めバタバタしながら家を出たある日。急いで家を出たものの、電車の時間を確かめ、まだ少し時間があるからと近所のカフェに立ち寄り珈琲をテイクアウトで注文する。店主が珈琲を淹れてくれている間、ぼんやりと珈琲について考え始めて始まる、ささやかで、他愛ない一日の話。珈琲の話。
著者｜小山将平
詩人、東京蔵前に実店舗を構える未来の手紙カルチャーブランド「自由丁」オーナー。一年後の自分へ宛てて送れるレターセット『TOMOSHIBI LETTER』や、新しい書店の形を模索する『繋がる本棚』プロジェクトなどを手がける。モヤさま、キンプる等メディア出演多数。自由丁WEBサイト内『今朝の落書き』にて毎日詩やエッセイを執筆中。好きなものは音楽、漫画、アニメ、映画、珈琲、とんかつ、カレー、ラーメン、エッグベネディクト、アイス。