始まり|朝焼けと共に1日のはじまりに

ブレンド

朝ギリギリに起きて急いで準備して小走りに家を出る。いつもはそんな余裕のない朝だけど、今日は朝日と共に少し早めに起きてみる。理想の1日の過ごし方についてゆっくりと想いを巡らせながら飲む朝のコーヒーは、優雅な気持ちになれる特別な一杯になるはず。今回は、エチオピアをメインにしたフルーティーな味わいのブレンドを深煎りに、厚みのあるリッチな口当たりを表現しました。

小説のあらすじ

よーいドン!ピストル音と共に、全員が走り出す。私は、なぜかスタートラインに着いたまま、足が地面に張り付いて動けない。待って!大声を出すが、誰も待ってくれない。そんな夢を、年に数回見る。二千人しかいない港町で繰り広げられる、切なくて、あたたかい、港町の人々とユタの何気ない日常。

著者|さいとうみゆう

プランナー/ライター/編集者。地域おこし協力隊として淡路島で暮らしながら、フリーランスライター/プランナーとしても活動。「分かり合えないけど分かり合いたい」人間の切なる思いから生まれた、面倒くさいけど愛おしい【言葉】が大好き。